波田野先生のコラム 第26回

『頭痛について』

誰でも程度の差はあれ、頭痛の経験があると思います。多くの場合、慢性頭痛が考えられます。慢性頭痛には「緊張型頭痛」と「片頭痛」の代表的な2つのタイプがあります。

「頭痛」はなぜ起こるのでしょうか?

 日本人に最も多い「緊張型頭痛」は、頭、頚、肩の筋肉の緊張が続くことによって血行が悪くなり、発症すると考えられています。こめかみ、後頭部、額を中心に、頭が締め付けられるような痛みが発生します。肩こり、目の疲れ、めまいなどの症状も伴い、長時間に渡る同じ姿勢での仕事や、ストレスがたまると発症し易くなります。

「片頭痛」は、脳の血管が急激に拡張し、血管のまわりの神経を刺激するために起こるとされています。

頭が脈を打つようにズキズキ痛み、吐き気、嘔吐の症状を伴うことがあり、体動で頭痛が悪化します。生理時に片頭痛を発症する場合もあります。

また、飲酒、寝不足や、ストレスも発症の一因と考えられています。「トリプタン」という有効な薬がありますので、頭痛の症状がひどくなるようなら、かかりつけの医師に相談しましょう。


頭痛のあった時、手足や口がしびれる、ものが二重にみえる、言葉がでにくい、高熱がある、意識障害がある、などの緊急な症状があれば救急搬送が必要です。慢性頭痛は、生活習慣や、ストレスによって起こる場合が多いので、規則正しい生活をおくることで、ある程度予防が可能です。疲労を避けて、充分な睡眠と休息をこころがけ、ストレスをためないようにすることが重要です。一度、今の生活習慣を見直して、健康管理をすることが「頭痛」の予防につながります。

☆☆頭痛の予防☆☆

1) 充分な睡眠をとり、規則正しい食事を(朝食は重要)。

2) 同じ姿勢でいる時は、適度なストレッチを。

3) ストレスとうまく付き合い、趣味などで、ストレス解消を。

4) 血行を良くして、冷えの対策を。

波田野先生

丸山診療所所長

波田野 徹 先生

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