バッハ先生のひとりごと 第13回 

~電子情報支援機器(その3)音声読書器~

今回は、視覚障がい者が印刷された文章を読むときの支援機器を紹介したい。これまで重度の視覚障がい者は、手書き文章や墨字印刷された文章を自分では読むことができなかった。が、この問題も電子情報技術が解決してくれた。

すでに紹介したスクリーンリーダーを使えば、パソコンのテキストデータは音声化できる。だから、印刷した文字をテキストデータにすれば、この問題は解決することになる。その装置が光学式認識装置だ。まず光学式の平型イメージスキャナーで文章を画像データに変換する。次に文字認識ソフトを使って、文字画像をテキストデータに変換する。上記すべての機器・ソフトを一体化したのが「音声読書器」だ。しかし、新聞のように段組みされていると、文章のつながりがわからなくなることが多い。それでも、大きな前進であることは確かだ。



空のうへ

雲の目線で眺むれば

入道雲の

生ゆるがごとし



バッハ先生

新潟大学工学部福祉人間工学科 教授

工学博士/歯学博士

林 豊彦 先生

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