波田野先生のコラム 第27回

『不眠症について ~熟睡は健康のもと~』

新年おめでとうございます。皆様にとってよい1年になりますように、心よりお祈り申し上げます。

幸せな初夢を見ましたでしょうか。古来、睡眠は健康のもとと言われます。朝目覚めた時だるかったり、スッキリしない症状が続けば、不眠症が考えられます。不眠症には、寝つきが悪い(入眠困難)、途中で目が覚める(中途覚醒)、朝早く目が覚める(早朝覚醒)、眠りが浅くぐっすり眠った感じがしない(熟眠障害)の4つのタイプがあります。不眠症で悩んでいる人は、5人に1人の割合と言われています。特に中高年以降になると不眠症になる人が増えます。

それではどうして不眠症は起こるのでしょうか? 人間誰でも多かれ少なかれストレスがありますが、精神的ストレスが過剰になると不眠症になります。アルコールやカフェインの摂り過ぎも不眠症の原因と考えられます。また、夜遅くまでテレビを見たり、パソコンに向かうのも睡眠の妨げとなります。夜に強い光を浴びると、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌量が減少し、睡眠障害を起こします。運動不足も不眠症の原因になります。

良い睡眠をとれるように、自分なりの日常生活の工夫が重要と考えられます。趣味を持ちストレスを減らし、日中は外出して活動的に過ごし、太陽の光を浴びましょう。体内時計のリズムが整い、質の良い睡眠につながります。生活面での工夫をしても不眠症が改善されなければ、薬物療法もひとつの方法です。がまんしないで、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。

☆☆ 睡眠障害への対処法 ☆☆

1)規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣

2)同じ時刻に毎日起床

3)刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法

4)光の利用でよい睡眠

5)睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと

6)睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

波田野先生

丸山診療所所長

波田野 徹 先生

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