波田野先生のコラム 第29回

『ウイルス性胃腸炎について』

冬になると、毎年ウイルスによる急性胃腸炎が流行します。原因となるウイルスには、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどがあります。症状は嘔吐で発症し、その後下痢が始まり、腹痛、発熱もみられます。ロタウイルス、アデノウイルスによる胃腸炎は、乳幼児に多くみられ、通常11月から3月にかけて流行します。ノロウイルスによる胃腸炎では、嘔吐、下痢の症状は2日前後と比較的短期間ですが、ロタウイルスによる胃腸炎では、症状が数日持続することが多く、ロタウイルス感染の場合、便の色が白色になることもあります。

ノロウイルスやロタウイルスの感染経路として、人の手を介した経口感染が考えられます。また、ノロウイルスでの感染経路には、汚染した食品を介した食中毒もあります。最も大切な予防法は、手洗いを十分に行うことです。特に排便後や、調理や食事前には、石けんと流水で手を良く洗いましょう。また、ノロウイルスによる食中毒の予防のため、加熱調理する際には十分に加熱しましょう。感染性胃腸炎に伴う嘔吐、下痢症状が強く、脱水症状があれば、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。

☆☆ ウイルス性胃腸炎の予防法 ☆☆

1)良く手を洗う習慣を

2)生ものの調理では十分加熱する(85℃で1分以上の加熱)

波田野先生

丸山診療所所長

波田野 徹 先生

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